日本現代中国学会事務局
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〒112-0012
東京都⽂京区⼤塚6-22-18
⼀般社団法⼈ 中国研究所内
⽇本現代中国学会事務局
TEL 03-3947-8029
FAX 03-3947-8039
郵便振替
東京 00190-6-155984
日本現代中国学会の沿革と概要
1.沿革
日本現代中国学会は、1951年5月26日創立されました。創立時の名称は現代中国学会、英語名はSociety of Contemporary China Researchでした。現代中国研究では半世紀以上の歴史を有する日本で最も古い学際的な学会です。現中学会の略称で親しまれています。
現中学会が創立された1951年は、中華人民共和国成立2年後です。現中学会成立の背景として、侵略戦争に加担した戦前の中国研究への反省と中国革命と中華人民共和国成立とがもたらした知的刺激があげられます。
成立時から1970年代までの現中学会の活動は、当時の中華人民共和国の姿勢と日本の社会状況などにより、今日からみれば一定の傾向性がありました。同時に学術団体としての性格はあくまで堅持し、そのため1966年からの文化大革命の影響で現中学会と同傾向だった多くの研究・交流団体が分裂していく中で、現中学会は分裂することはありませんでした。
その後、1972年の日中国交正常化、1978年の日中平和友好条約の締結、1979年からの中国での改革開放政策の実行などによって、日中関係が拡大・安定化してゆくにつれ、中国語教育、中国研究の教育・研究者人口も拡大しました。中国の「開放」と文革終結以前の中国研究に対する一定の反省から、現中学会でもより実証的な中国研究が重視されるようになりました。
現中学会に参加する会員は増加し、1980年代には300名程度であった会員数は、2020年現在では約700名に及んでいます。90年代以降は、留学生・在日研究者を中心とした在日中国人の会員が増えています。中国をはじめ国外との交流も盛んになってきたことから、1992年に学会名を「日本現代中国学会」とし、翌1993年学会英語名をThe Japan Association for Modern China Studies に、学会誌『現代中国』英語名をModern China とし、対象内容を明確にしました。
2.目的と事業
目的と活動
現中学会規約では、「現代中国および現代アジアに関心をもつ研究者によって、組織され、研究者相互の交流と協力をはかり、その研究の発展を促進することを目的とする」(第2条) と、その内容を示しています。学会の研究対象は、政治、法律、経済、社会、語学、文学、芸術、歴史、教育など現代中国研究の全領域をカバーしています。学会名称や規約にある「現代中国」の範囲は、それ自体が学術研究の対象です。学会としては特に統一せず、会員の判断に任せています。
現中学会はこれまで、学会の諸活動を通じて会員個々の研究が発展することに活動の主眼が置かれてきたと言えます。今後は、この伝統を維持しつつ、広報や企画など学会としての活動をより強化していくことが必要とされています。
事業
現中学会は、その目的を達成するために、次のような事業を行っています。
(1)全国学術大会(年1回)、各地域部会毎の研究集会・研究会の開催(本ホームページの「全国学術大会」及び「地域部会研究会」をご参照ください)。
(2)学会誌『現代中国』Modern China (年1回)の発行(本ホームページの「学会誌『現代中国』」をご参照ください)。
(3)「ニューズ・レター」の発行(年3回。本ホームページの「学会ニューズレター」をご参照ください)。
(4)内外の研究機関および研究者との研究交流。
(5)その他本会の目的を達成するために必要な事業。
3.組織
●学会の役員
理事は50名で、理事長は理事の互選によって選出されます。理事会は原則として年1回開催されます。理事の指名に基づき理事会により常任理事若干名が任命されて、理事会とは別に原則として年2回の常任理事会が開催されます。理事の任期は2年で、会員による選挙によって改選されます。選挙管理委員、会計監査、顧問などの役員も同様に2年ごとに改選されます。役員体制については、本ホームページの「学会役員」を参照してください。
●学会の機構
中規模学会への拡大に伴い、小規模学会時の運営慣行克服をめざして、21世紀に入って組織の再編を順次進めてきました。2021年現在、各種活動を遂行するために、以下の委員会と地域部会が設置されています。
(1)編集委員会:『現代中国』編集担当
(2)広報委員会:ホーム・ページ、「ニューズ・レター」等広報活動担当
(3)規約・財務健全化委員会
(4)企画委員会および学術大会実行委員会
(5)関東部会
(6)関西部会
(7)西日本部会
(8)東海部会
学会誌編集業務は、21世紀初頭までは関東担当でしたが、今日では全国規模で構成された編集委員会が担当しています。関西部会で2000年から発行された「ニューズ・レター」は2001年度から、学会全体の「ニューズ・レター」へと発展しました。2001年には学会公式ホームページも開設され、学会活動の概要を学会内外に知らせるうえで大きな力を発揮しています。ニューズ・レター編集と学会公式ホームページ管理は、広報委員会が担当しています。
各地域部会の活動も、学会活動を活性化するうえで、大きな役割を果たしています。関東部会では、1996年より毎年5月に修士論文発表会をおこなうほか、随時研究会を開催しています。関西部会では、1999年から部会研究会が年2回に拡大し、2006年からはそれを更に発展させて関西部会大会を毎年開催しています。西日本部会は山口、九州、沖縄を区域として2000年に設立されました。東海部会は、愛知、岐阜、三重、静岡を区域として2012年に設立されました。毎年研究・講演会を開いています。各地方部会の活性化が学会活動の重要な柱のひとつになっています。
事務局の所在地などは以下の通りです。
〒112-0012 東京都文京区大塚6-22-18 一般社団法人 中国研究所内 日本現代中国学会事務局
TEL 03-3947-8029
FAX 03-3947-8039
郵便振替 東京00190-6-155984
●会員・会費と入会
入会には会員2名の紹介にもとづいて、理事会の承認を得る手続きが必要です。詳細は入会案内をご確認ください。入会金は1000円、年会費は普通会員5000円、団体会員6000円です。
●理事長挨拶
菅原慶乃現理事長
阿古智子前理事長
加茂具樹前理事長
厳善平元理事長
田中仁元理事長
川島真元理事長
高見澤磨元理事長
瀬戸宏元理事長
佐々木信彰元理事長
西村成雄元理事長
毛里和子元理事長
坂元ひろ子元理事長
高橋満元理事長
1.沿革
日本現代中国学会は、1951年5月26日創立されました。創立時の名称は現代中国学会、英語名はSociety of Contemporary China Researchでした。現代中国研究では半世紀以上の歴史を有する日本で最も古い学際的な学会です。現中学会の略称で親しまれています。
現中学会が創立された1951年は、中華人民共和国成立2年後です。現中学会成立の背景として、侵略戦争に加担した戦前の中国研究への反省と中国革命と中華人民共和国成立とがもたらした知的刺激があげられます。
成立時から1970年代までの現中学会の活動は、当時の中華人民共和国の姿勢と日本の社会状況などにより、今日からみれば一定の傾向性がありました。同時に学術団体としての性格はあくまで堅持し、そのため1966年からの文化大革命の影響で現中学会と同傾向だった多くの研究・交流団体が分裂していく中で、現中学会は分裂することはありませんでした。
その後、1972年の日中国交正常化、1978年の日中平和友好条約の締結、1979年からの中国での改革開放政策の実行などによって、日中関係が拡大・安定化してゆくにつれ、中国語教育、中国研究の教育・研究者人口も拡大しました。中国の「開放」と文革終結以前の中国研究に対する一定の反省から、現中学会でもより実証的な中国研究が重視されるようになりました。
現中学会に参加する会員は増加し、1980年代には300名程度であった会員数は、2020年現在では約700名に及んでいます。90年代以降は、留学生・在日研究者を中心とした在日中国人の会員が増えています。中国をはじめ国外との交流も盛んになってきたことから、1992年に学会名を「日本現代中国学会」とし、翌1993年学会英語名をThe Japan Association for Modern China Studies に、学会誌『現代中国』英語名をModern China とし、対象内容を明確にしました。
2.目的と事業
目的と活動
現中学会規約では、「現代中国および現代アジアに関心をもつ研究者によって、組織され、研究者相互の交流と協力をはかり、その研究の発展を促進することを目的とする」(第2条) と、その内容を示しています。学会の研究対象は、政治、法律、経済、社会、語学、文学、芸術、歴史、教育など現代中国研究の全領域をカバーしています。学会名称や規約にある「現代中国」の範囲は、それ自体が学術研究の対象です。学会としては特に統一せず、会員の判断に任せています。
現中学会はこれまで、学会の諸活動を通じて会員個々の研究が発展することに活動の主眼が置かれてきたと言えます。今後は、この伝統を維持しつつ、広報や企画など学会としての活動をより強化していくことが必要とされています。
事業
現中学会は、その目的を達成するために、次のような事業を行っています。
(1)全国学術大会(年1回)、各地域部会毎の研究集会・研究会の開催(本ホームページの「全国学術大会」及び「地域部会研究会」をご参照ください)。
(2)学会誌『現代中国』Modern China (年1回)の発行(本ホームページの「学会誌『現代中国』」をご参照ください)。
(3)「ニューズ・レター」の発行(年3回。本ホームページの「学会ニューズレター」をご参照ください)。
(4)内外の研究機関および研究者との研究交流。
(5)その他本会の目的を達成するために必要な事業。
3.組織
●学会の役員
理事は50名で、理事長は理事の互選によって選出されます。理事会は原則として年1回開催されます。理事の指名に基づき理事会により常任理事若干名が任命されて、理事会とは別に原則として年2回の常任理事会が開催されます。理事の任期は2年で、会員による選挙によって改選されます。選挙管理委員、会計監査、顧問などの役員も同様に2年ごとに改選されます。役員体制については、本ホームページの「学会役員」を参照してください。
●学会の機構
中規模学会への拡大に伴い、小規模学会時の運営慣行克服をめざして、21世紀に入って組織の再編を順次進めてきました。2021年現在、各種活動を遂行するために、以下の委員会と地域部会が設置されています。
(1)編集委員会:『現代中国』編集担当
(2)広報委員会:ホーム・ページ、「ニューズ・レター」等広報活動担当
(3)規約・財務健全化委員会
(4)企画委員会および学術大会実行委員会
(5)関東部会
(6)関西部会
(7)西日本部会
(8)東海部会
学会誌編集業務は、21世紀初頭までは関東担当でしたが、今日では全国規模で構成された編集委員会が担当しています。関西部会で2000年から発行された「ニューズ・レター」は2001年度から、学会全体の「ニューズ・レター」へと発展しました。2001年には学会公式ホームページも開設され、学会活動の概要を学会内外に知らせるうえで大きな力を発揮しています。ニューズ・レター編集と学会公式ホームページ管理は、広報委員会が担当しています。
各地域部会の活動も、学会活動を活性化するうえで、大きな役割を果たしています。関東部会では、1996年より毎年5月に修士論文発表会をおこなうほか、随時研究会を開催しています。関西部会では、1999年から部会研究会が年2回に拡大し、2006年からはそれを更に発展させて関西部会大会を毎年開催しています。西日本部会は山口、九州、沖縄を区域として2000年に設立されました。東海部会は、愛知、岐阜、三重、静岡を区域として2012年に設立されました。毎年研究・講演会を開いています。各地方部会の活性化が学会活動の重要な柱のひとつになっています。
事務局の所在地などは以下の通りです。
〒112-0012 東京都文京区大塚6-22-18 一般社団法人 中国研究所内 日本現代中国学会事務局
TEL 03-3947-8029
FAX 03-3947-8039
郵便振替 東京00190-6-155984
●会員・会費と入会
入会には会員2名の紹介にもとづいて、理事会の承認を得る手続きが必要です。詳細は入会案内をご確認ください。入会金は1000円、年会費は普通会員5000円、団体会員6000円です。
●理事長挨拶
菅原慶乃現理事長
阿古智子前理事長
加茂具樹前理事長
厳善平元理事長
田中仁元理事長
川島真元理事長
高見澤磨元理事長
瀬戸宏元理事長
佐々木信彰元理事長
西村成雄元理事長
毛里和子元理事長
坂元ひろ子元理事長
高橋満元理事長